c v g a t e

使い方

English

書いたものを消さない膜です。地図も、AI も、カレンダーも作りません。
それぞれを持っている人たちがいるので、こちらはその上に薄い膜を張ります。

★ 読み通す必要はありません。困ったところだけ開いてください。
最後の「覚えることは一つだけ」は、一度だけ目を通しておくと得をします。

★ このページは、アプリの中にもあります。t → Manual...。
日本語・English・Privacy の三枚が入っていて、圏外でも読めます。
困るのは電波の無いところですから、使い方も一緒に持っていきます。
帯の Home と Support だけは cvgate.com へ出ます(Safari が開きます)。
こちらは電波が要ります。新しい知らせは、そちらに置きます。

* 印は二つ使っています——★ は気をつけること、* は言葉の意味です。


メモを書く・確定する

このアプリは、書いたものを消さない膜です。まず書くことから始まります。


書く道は三つ

指 メモ欄を触る いつでも。声と混ぜても構いません
● ^O^ 押して始め、もう一度押して止める 黙っても切れません。考えながら話せます
2 s 言って、2 秒黙る 勝手に切れます。場所の名前を言うための道です

* このアプリで言う「録音」は、実際に音を録るのではありません。
マイクを使った音声テキスト変換を指しています。音は残りません。

声と指は同時に使えます。喋っている途中で指で直しても、直した分は消えません。
直したところから続きが積まれます。


● ^O^ —— 話し終えたら、押して止める

押すと赤くなります。もう一度押すと——

  1. 聞こえたものが本文になり
  2. そのまま保存されます

止めることと確定することが同じ一押しです。enter を押す必要はありません。

黙っても切れないので、言葉を探しながら話せます。考える間があっても大丈夫です。


2 s —— 困ったら、まず話す

押して、話すだけです。名前を言って 2 秒黙ると、一度に三つ起きます。

  1. その名前が札として登録される(帯に並ぶ)
  2. その名前がメモとして保存される
  3. Google マップがその名前で開く

* 「札」= Place。登録した場所のことです。

* 「帯」= band。札が並ぶ、上下に伸び縮みする窓です。
高さを変える道は二つ——右端に縦に並ぶ ⤓ + − と、ロープを登る人のアイコンより左側をドラッグ。
動く範囲には限りがあり、下は札が三段ほど、上はメモを書く欄の下枠までです。

ツアーガイドに聞く感じで使ってください。正確な名前でなくても構いません。
地図アプリを開いて、マイクを押して、喋って——という手順を踏む前に、もう答えが出ています。

多くの人は、まず打ち込もうとします。このアプリでは押して話すだけです。

★ 名前が思い出せないときこそ、これです。
押して、どの地域にある、どんな場所なのかを話してください。
黙れば勝手に切れて、そのまま探しに行きます。

「京都 駅の近くの うなぎ屋」
「バルセロナ サグラダファミリアの向かいのカフェ」
「パスタ」

★ 最後の一語を見てください。地名があれば、そこで探します。
地名を言わなければ、現在位置の足元で探します。
岐阜駅で「パスタ」と言えば、周辺のパスタの店が出てきます。
指定しないことが、いまここという指定になっています。

★ 地図を開いて、打ち込んで、読む——この三手が要りません。
駅の隅で画面を睨む時間が、そのまま歩き出す時間になります。


enter —— 書いたものを確定する

指で打ったときは、enter で確定します。パソコンの Enter と同じ意味です。

録音中だけ、enter の場所がカメラの絵に変わります。

これは写真を貼るためのものではありません。写した文字を読み取って、メモに足します(OCR)。

看板       店名や住所を、打たずに入れる
名刺       宿や店の連絡先
貼り紙     営業時間、休業の知らせ

録音中の確定は ● ^O^ を押してください。


e —— 書いたものを捨てる

c v g a t e の右端、e を押すと、書きかけを捨てて録音も止めます。

保存してから一覧をスワイプで消す手間を、先に省くためのものです。
e は 保存していないものにだけ効きます。保存済みのメモは消えません。


確定したあとに、勝手に付くもの

日時 押した瞬間の日時
位置 そのときの現在地
住所 その位置から引いた住所

天気は自動では付きません。天気は取りに行くものではなく、見上げて声で入れるものにしてあります(下の「印と分類」を見てください)。

★ 本文だけが先に保存されます。位置と住所はそのあとで埋まります。
電波が悪くても、本文が消えることはありません。

★ c で確定したときだけ、位置は本文に書いた場所になります(下の「その場所で確定する」)。現在地には戻りません。


c —— その場所で確定する

こんなとき ——「東京にいるけれど、福岡の予定を書いている」

メモに場所を書いてから c を押すと、その場所へ移動したかのように位置が記録されます。

c が効くのは録音しているあいだです。● ^O^ を押してから話すか、打ってから ● ^O^ を押して、それから c。

★ c は、登録してある場所の名前で使ってください。目的は、その場所を一覧の最上位に上げることです。
登録した場所なら、自分で確かめた座標がそのまま入ります。二つ三つ入れても、名前のいちばん長い一つが選ばれるだけで、確実に働きます。
登録していない言葉で確定すると、地名の入った地域の、どこか一軒に付きます。どの店になるかは地図しだいです。
地名の読み方を誤ると、別の街に飛ぶこともあります。
探し物は 2 s、決めた場所は c です(→「2 s と c は、似ていても別の道具です」)。

「焼き鳥 京都駅」と話して c
  → メモが保存される
  → その言葉に対する地図の一番の答えが、座標と住所ごと入る
  → 地図が開く

★ 登録していない言葉なら、入るのは「一行まるごとに対する地図の答え」で、その中の地名ではありません。
「焼き鳥 京都駅」なら、京都でいちばん名の通った焼き鳥の店が返ってくることがあります——駅ではなく祇園かもしれません。短い言葉なら当たることもありますが、どこに着くかは地図しだいです。
駅そのものを指したいときは、駅の名前だけを書いてください。
どの店があるか分からないときは、c ではなく 2 s で探してください。Google マップに候補が並びます。

★ 耳の言語と、話す言葉の言語が食い違うときに、音が別の語へ吸われます(利用者が実機で見つけました)。日本語で聞いて日本語を話すなら起きません。
E / J を切り替えて使う人のための注意です。

英語で聞いている × 日本語を話す   焼き鳥丼 → don が don't に化ける
日本語で聞いている × 英語を話す   don't → どんと(焼き)に化ける

壊れるのは一語だけではありません。一行の意味が変わるので、そのあとの「京都駅」まで別の言葉に置き換わります。

焼き鳥丼 京都駅    → don が don't に化けることがある
焼き鳥 京都駅      → 化けにくい。答えは同じ店に着く

要注意なのは、その耳にとって短い語と似た音を含む言葉です。
丼・海・市・区 のような一音節が、英語の助詞や否定に吸われます。

削っても答えは変わりません。地図は「焼き鳥」と「京都駅」で十分に当てます。
通じる範囲でいちばん短く言うのが、いちばん確かです。
もちろん、耳を先に切り替えてしまうのが一番確実です(E / J)。

一覧ではオレンジになります。青は「そこに立っていた」、オレンジは「そこを調べた」です。

どの場所が選ばれるか

本文に場所が二つ以上あっても、反応するのは一つだけです。順に試します。

1  登録してある札の名前かキーワードが本文に含まれていれば、その札を使う
   二つ以上含まれていたら、いちばん長い語の札
   (「京都」と「京都駅」なら「京都駅」)
2  当たらなければ、本文そのものを地図に渡す
3  それでも当たらなければ、最後の一行だけでもう一度試す

★ 登録してある札が最優先です。自分で座標を確かめた場所のほうが、外の検索より確かだからです(同じ店名が別の街にもあります)。

★ 地名を入れてください。「京都駅」のように具体的なほうが確実に当たります。
長い文章は当たりにくいので、場所は最後の行に書くとよく当たります。

★ 場所が分からなかったときは、位置は空のままになります。
間違った座標が入るより、無いほうが安全だからです。

2 s と c は、似ていても別の道具です

同じ文章を話しても、答えを出す相手が違います。

2 s   文章を、そのまま Google マップに渡します
      Google が意味を読んで、候補の店を並べます
      「抹茶が飲める 京都にある カフェ」→ 京都の地図に、抹茶のカフェが並ぶ

c     メモに付ける場所を、一つだけ決めます
      登録してある札が本文にあれば、それを使います(上の 1)
      無ければ、地名の入った地域のどこか一軒を地図が選びます。どこに付くかは分かりません

★ 2 s で札になるのは、話した言葉そのものです。「焼肉 京都 祇園」と話せば、祇園の焼肉屋の一覧が開き、
札の名前は「焼肉 京都 祇園」になります。特定の一軒ではありません。
c で付くのは一点です。同じ言葉でも、できるものが違います。

★ 2 s は何でも屋です。言い方が多少おかしくても、Google が読み取ってくれれば、それで正解です。
話した言葉は、くせも含めてそのままメモに残ります。
★ c は、メモに場所を付けるための道具です。登録してある場所の名前を入れて確定すると、
その場所が一覧の最上位に上がります。探し物には 2 s、決めた場所には c です。
★ c で付いた場所が違っていても、メモを押せば、文章のまま Google マップで開きます。


書いたメモを、もう一度使う

一覧の日付を長押しすると、その本文が書き込み欄に転写されます。

写した直後は読むだけの状態で、キーボードは出ません。
写すのが目的のことが多いからです。直したくなったら、欄を触ってください。

★ 転写できるのは青いメモだけです。予定(オレンジ)は編集画面で作り込むものなので、書き込み欄に写しても行き場がありません。
同じ長押しは、予定の行では別の働きをします(→「旅行プランと書き出し」)。

★ 録音中は転写できません。写しても次の認識結果で置き換わり、一瞬入って消えるという紛らわしい見え方になるためです。

読むだけの状態は、読むための道具が出ます

欄の右上に二つ出ます。書いているときは丸ごと消えます。

✎ 書く側へ戻ります(キーボードが出ます)
+ なぞった文字を、場所として登録します

なぞって選べます。読むだけの状態なので、触っても選択が始まるだけで、キーボードは出ません。画面がずれないので、手を置き直さずに選べます。

店名やホテル名をなぞる  →  + を押す  →  Add to Places へ、その名前を持って行く

★ 昨日書いたメモから、気になった店だけを抜き出して登録する——という使い方です。
書き写す必要がありません。

★ 何も選んでいなければ、+ は何も起こしません。押し間違いだと分かるので、知らせも出しません。


キーボードを閉じる

複数行の欄では、リターンは改行になります。閉じるには——

どちらでも同じです。


印と分類

印の意味はあなたが決めます。分類は、こちらが決めた八つから選びます。


印は 🅐 から 🅩 までの 26 個

場所の札に、丸囲みの文字を一つ付けられます。付けていない札は ● です。

🅢 寿司      🅕 フレンチ      🅒 カフェ      🅗 ホテル …

頭文字で覚えられるように選んでください。こちらが「🅢 は寿司」と決めてしまうと、それは他人の決めごとになります。自分で決めたものは覚えられます。


印を付ける

  1. 帯の札を長押しします
  2. 住所の入った札は 🔒 で開きます。右上の 🔒 を押して開けます
  3. Mark の表から、その場所に合う印を押します
  4. Save

同じ印をもう一度押すと ● に戻ります。「なし」を選ぶより一手少なくしてあります。

● は「登録はしたが、今回は行く予定ではない」の印としても使えます。
付け外しだけで予定を表せます。


印に名前を付ける —— ここが要です

表の中の印を長押しすると、名前を付ける欄が出ます。

🅢  [ Sushi 寿司            ]

★ 名前はアプリ全体で一つです。この店のために 🅢 を独占するのではなく、この例では「🅢 は寿司」と決めます。
区切りは 26 個あるので、あなたが覚えやすいように決めてください。

★ 何に使うかは、あなたが決めます。🅢 を Steakhouse に使いたい人は、そうしてください。こちらは何も決めていません。

★ 言語を並べて書けます。Hotel ホテル と書いておけば、どちらの言葉で言っても当たります。表は増やしません、一行に並べるだけです。

★ 同じ欄は、二つの意味も持てます。あなたにとってその印がそういうものなら、 Sushi Steakhouse は間違いではありません——ある人の 🅢 は料理の種類で、別の人の 🅢 は「好物」です。何が共通なのかを決めたのはあなたなので、どちらの語でも同じ一群が寄ります。

★ 名前を書いていない印は、声から呼べません(→ 後の「声の鍵」)。
ここだけは必ず埋めてください。


26 個を一枚で見る —— 印を育てる

一つずつ名前を付ける道は上のとおりです。全部を見渡したいときは、 Mark の行の右にある A–Z を押してください。設定の Marks A–Z からも同じ画面が開きます。入口は二つ、中身は一つです。

A – Z
🅐  [ Aquarium              ]   0
🅑  [                       ]   0
🅒  [ Cafe カフェ 喫茶      ]   8
    …
🅗  [ Hotel ホテル 宿       ]  12

★ 右の数は、その印を付けた場所の数です。0 は薄く出ます。
使っていない字が一目で分かるので、次にどれを使うか決められます。

★ 空の印も全部出ます。見渡すための画面なので、隠しません。

★ 欄は伸びます。一行に収まらなければ折り返します。語をいくつ足しても構いません。

★ 保存は Save の一度だけです。何個直しても、押したときにまとめて納まります。
Cancel で閉じれば、何も変わりません。

★ ここでは札に印を付けません。育てる場所と、選ぶ場所を分けてあります。
付けるのは今までどおり、札を長押しした画面です。閉じればそこへ戻ります。


分類 —— 幹は八つ、決まっています

印の意味はあなたが決めますが、分類は違います。
八つの幹から選ぶ形で、その八つはアプリが決めています。

🍽️ Eat    🏨 Stay    👀 See    🌿 Rest    🚉 Move    🛍️ Buy    🚻 Need    🆘 Emergency

絵文字が出るのは選ぶ画面です。名簿(p l a c e s l i s t)では、語だけがその色の札に載ります。

入れるのはあなたです。場所を長押しするか(🔒 のときは開けてから)、地図の六角形を押して Class (→「Places の全画面」)。

★ 一つだけ例外があります。Dictionary から登録した場所は、分類が入った状態で入ります(→「場所を探す七つの道」)。
それ以外——2 s、+、貼り付け、.txt の取り込み——は分類なしで入ります。

★ 分類が無くても壊れていません。六角形が青いだけで、名簿にも札が出ないだけです。
名簿の左上にある絞り込み(丸に三本線)が、あとで拾えます——押すと no category の段に、分類の無いものだけが集まります(→「Places の全画面」)。

★ ですから .txt で 100 件入れると、分類の無い場所が 100 件できます。
座標も入らないので、この時点では地図に出ません。
あとで座標を拾うと、地図画面に六角形が青いまま立ちます。
あなたが決めるまで青のままで、それで構いません。

分類が効くところ:

色      Places の全画面から行く地図で、六角形が幹の色になります
        (Eat はオレンジ、Emergency は赤)
検索    起動画面の帯の右にある 🔍 は、名前だけでなく分類も読みます

★ 読むのは 🔍 だけです。名簿の検索欄は名前と住所しか見ません(欄にそう書いてあります——Search name or address)。

★ 分類は英語の語です。声で Eat Stay と呼ぶなら、英語の耳にしてください(旗で行き来できます)。打つときはどの言語でも当たります。

★ 選ぶだけで、書き足せません。分類はこの八つで、自分の言葉を足す口はありません。

細かく分けたいときは、印 🅐〜🅩 がその仕事をします。
「ラーメン」と名前を付けておけば、声でも呼べます——分類にはできないことです。
(同じ仕事に道を二つ作らない、という決めごとです。)

★ 役割はこう分かれています。

印      あなたが決め、名前を付け、声で呼ぶ
分類    八つから選ぶ。地図に色を付け、検索に答える

声で呼ぶ

命令のマイクで、印の名前を言います。

「カフェ」   → 🅒 の札が帯の一番上に集まる
「ホテル」   → 🅗 も一緒に集まる(重ねられます)
「ホテル」   → もう一度言うと 🅗 だけ外れる

全部外すときは、人が登るアイコン(Bring to top)を開いて Clear。
集めて寄せているものがあるときは、そのアイコンに色が付きます——設定の Gathered marks で選んだ色です(→「設定」)。

★ 札は距離の区画に分かれているので、寄るのはその区画の中での一番上です。
帯に境目は見えません——区画を伝えているのは札の色です。
(→「場所を探す七つの道」)8km 先のホテルが、目の前のホテルを追い越すことはありません。

★ 26 という細かさは、声が支えています。
指で 26 個から選ぶのは大変ですが、声なら一言です。
声が無ければ、この数はいずれ 6 個くらいまで減っていたはずです。


集めた札から、行き先を決める

こんなとき ——「集めた候補を見比べて、今夜どこへ行くか決めたい」

帯をいちばん上まで伸ばすと、集めた札(色枠の札)は押すと Google マップが開く札になります。
地図で見て、左上の ◀ CVGATE で戻る。次の札を押す。行ったり来たりしても、並びは動きません。

決まったら、書き込みます。

灰色の下地   押すと Google マップ   見る・決める
白い下地     押すとメモに書き込む   書く

★ 色枠の無い札は、いつもどおり書き込みです。
★ 帯を縮めると、地図に戻ります。帯が最大でないあいだは、どの札も書き込みです。
★ 終わるときは、印を外します——同じ名前をもう一度言うか、人が登るアイコンを開いて Clear。


天気の印は、別のものです

場所の印は札に付きます。天気の印はメモに付きます。

☀️  ☁️  ☔️  ⛈️  ❄️  🌫️

取りに行きません。見上げて、声で言います。

メモを書いた直後にマイクへ一言いうと、その行に絵文字が出ます。
絵文字が出たら終わりです。

★ 規則——何分以内か、どのメモに入るか、なぜ c で決めた場所には付かないか、自分の言い方をどう足すか——は「声の鍵」にあります。
マイクについての規則だからです。


場所を探す七つの道

同じ「探す」でも、着く先が違います。慣れると指が勝手に選ぶようになります。


1. 🔍 探す

こんなとき ——「前に登録したはずだけど、名前が思い出せない」

帯の右にある虫眼鏡を押すと、探す画面が開きます。押した時点でマイクが開いているので、そのまま声に出して構いません。打っても探せます。

探す相手は、登録してある場所の名前・キーワード・分類・印の名前・住所です。
町名でも引けます。印で絞り込んでいても、それに関係なく全部から探します。

選ぶと、その名前が書きかけのメモに差し込まれます。画面は移りません。
そのまま書き続けてください。


2. 🔍 → 🗺 その場所に立つ

こんなとき ——「あの宿、どこかに登録してあったな。そこを起点に考えたい」

探す画面の右上にオレンジの地図印があります。
例えば、声に出してホテル名を検索します。
一番上の行に出てきたホテルが、あなたが探していた登録場所であれば、オレンジの地図印を押して確定します。

★ 触って選ぶのと、地図印を押すのは別のことです。

行を触る      名前がメモに入るだけ。座標は入りません
地図印を押す  名前・座標・住所が入り、地図が開く。立つのはこちら

★ 目当てが一番上に無いときは、Redo です。一覧の中に探していた宿を見つけたら、 Redo を押して、その名前をもう一度言ってください(欄に打っても構いません)。
一番上に出てきます。そこを確かめてから、地図印を押します。
確定するのはいつでも一番上の一件なので、上げてから押すのが道です。
一覧は長くても構いません。スクロールして見つけ、Redo で上げる——この二手で、どこにあるものでも確定できます。
希望するホテルの上を、うっかり押した場合には、先述の 1 で述べたように、そのホテルの名前がメモに書き込まれます。

当たりが無いときは押せません(灰色のまま)。
灰色なら「この名前は登録していない」ということです。Close して、 2 s か、4 の waveform を使ってください。どちらも登録していない場所へ行けます。


3. 🎤 声で命令する

こんなとき ——「手が塞がっている」「運転中・歩行中」

命令のマイクは、起動語(自分で決めた言葉)のあとに命令を言うと動きます。

印の名前を言うと、その印を付けた札が、帯の区画の一番上に集まります。
区画のあり・なしで何が変わるかは、すぐ下の節にあります。
印そのものと、名前の付け方は「印と分類」にあります。

ここで大事なのは、これが七つの道の一つだということです。
札を動かすだけで、画面を離れません。

★ 札の名前そのものも言えます。言うと、その場所が帯の一番上に上がり、同時に Google マップがそこで開きます(→「起動語」の章の「登録した場所の名前も、言えます」)。
手が塞がっていても、一言で目的の場所を頭に持ってこられます。

「一番上」は、どの一番上か

札は距離の区画に分かれています。寄るのは、その区画の中での一番上です。
帯に境目は見えません——区画を伝えているのは札の色です。

区画あり(既定)    750 m 以内の区画の中で、🅗 の場所が上に来る
                    2 km の区画の 🅗 は、2 km の区画の中で上に来る

距離が第一、という原則は壊しません。近くにあるカフェを飛び越えて、遠くのカフェが上に来ることはありません。

区画は設定でやめられます(Sections を切る)。

区画なし            距離に関係なく、地球上の全部から 🅗 が上に来る

★ 区画が出るのは、中心点を一度でも置いてからです。
置いたことがなければ、Sections を切ったときと同じ並びになります。
一度置けば、以後は常にどこかが中心点です。別の場所を押せば、そこへ移ります。

★ 現在位置を中心点として置くのは、Bring to top 機能です。下の項目 6 に詳細があります。
中心点を特定の場所に置くのは、v がオレンジのときに c で確定するか、オレンジの地図印で確定するときです(→「Aid」の「旅の前に、行き先の Aid を用意する」)。

★ 絞り込みではなく、並べ替えです。選ばなかった場所は下に残ります。
「800 件が消えた」と思わずに済みますし、迷ったときに下を見られます。

寄せた札の中は、近い順

印を選んでいる間、寄せた札は区画の中で近い順に並びます。
選ばなかった札は、これまでどおり直近に使った順のままです。

★ 区画そのものが近い順なので、区画をまたいでも崩れません。
選んだ印の札だけを上から目で追えば、一本の距離順の列になります。

★ 印はいくつでも選べます。●(印なし)も選べます。
だから使っている印を全部選べば、画面の全部が近い順になります。
印を外せば、また直近に使った順に戻ります。

何も選んでいないときの並び

直近にメモで使った場所が、上に来ます

区画が出ているときは、その区画の中で上に来ます。

★ だから、よく使う場所は自然に上がってきます。並べ替えの操作は要りません。


4. 〰️ waveform(波形)

こんなとき ——「登録していない場所へ行きたい」「とにかく速く」

波形の釦を押すと、すぐ聞き始めます。名前を言って Try Maps を押すと、話した言葉のまま Google マップが開きます。二秒ほどです。

登録していない場所でも構いません。世界のどこでも飛べます。

言い間違いや変換の誤りは、アプリでは直しません。
メモには聞こえたまま残りますが、同じ言葉でもう一度探せば、また同じ場所に着きます。


5. ◇ Gem Finder

こんなとき ——「この店みたいな所を、旅先でも探したい」

波形と同じ入口から、深いほうへ進みます。
基準になる場所と、選んだプロンプト(Find similar restaurants など)を合わせて、 AI に渡す文を作ります。返ってきた答えは、そのままメモになります。

形容詞を一つ入れてください

ここが効き目を決めます。

店名だけ           「◯◯亭みたいな店を京都で」
形容詞を入れる     「◯◯亭みたいに静かで店主と話せる店を京都で」

店名だけを渡すと、返ってくるのは「同じ種類の店」です。
なぜその店が好きなのかを一言添えると、返ってくるものが変わります。

一人でも気まずくない
地元の人しかいない
値段が分かりやすい
子ども連れでも嫌な顔をされない
朝早くから開いている

★ 上手い言葉でなくて構いません。あなたが実際に感じたことなら、それが一番効きます。

★ これは「好きな理由を、別の土地へ持って行く」道具です。
店の名前は旅先では通じませんが、好きな理由は通じます。

★ 言葉は、メモの本文に書いておけば届きます。
渡すのはメモの中身そのものだからです。
その場で思いつかなければ、行った日のメモに一言足しておいてください。


6. 🧗 Bring to top

こんなとき ——「いま着いた街で、この辺りに何を登録していたか知りたい」

人が登るアイコンの題字そのものが釦です。押すと——

旅の途中で「この辺りに何かあったかな」と思ったときの一手です。
押した記録が残るので、後から辿れます。

★ はじめの一歩でもあります。

帯の区画(色の分かれ目)は、中心点からの距離で決まります。中心点は
最初どこにも入っていないので、一度も押していない端末では区画が出ません。
札をいくつ足しても色は変わらず、最後に使った順に並ぶだけです。

設定には色の見本が並んでいるのに札の色が変わらないので、壊れているように
見えます。
壊れていません。中心点がまだ無いだけです。一度押せば揃います。

★ バックアップを読み戻したときも同じです。 中心点は運びません——
古い中心点が付いてくると、名古屋に立っているのに京都からの距離で並びます。
端末を移したら、まず一度押してください。


7. 📖 Dictionary —— 九言語で語を引く

こんなとき ——「言えない」

こちらから言葉を渡す道は、どれも声です——2 s、waveform、命令のマイク。
どれもその言葉を言えることを前提にしています。話せない言語の土地では、その前提が丸ごと外れます。ここは、言う代わりに押す道です。

t → Dictionary。旅で使う語を集めた内蔵の一覧を、九言語で読めます。

🇺🇸 EN   🇯🇵 JP   🇫🇷 FR   🇪🇸 ES   🇮🇹 IT   🇩🇪 DE   🇨🇳 CN   🇰🇷 KR   🇵🇹 PT

語は分類ごとに並んでいます(Eat、Stay、Move、Need ほか)。
英語以外を読んでいるときは、下に英語が小さく添えられます。
人に見せる前に、自分で何を見せるのか確かめられるようにするためです。

語ごとに Add to Places の釦が付いています。押すとその語が場所になります——分類が入った状態でです。この一覧は、その語が何かを知っているからです。
既に登録してある語は ✓ In Places と出ます。

★ 登録されるのは、いま読んでいる言語の語です。押す前に 🇩🇪 DE に切り替えてください。
英語のまま登録すると、ドイツの地図では当たりません。

★ ここで辞書が「場所を探す道」になります。Apotheke を登録しておけば、以後それは押せる札です。その語で、いまいる場所の地図が開きます。

cvgate が渡すのは、名前とその札が持っている座標です。座標が無ければ名前だけ。
着く先を決めるのは、その座標です。京都に登録したホテルは、どこから押しても京都に着きます。裸の語は座標を持たないので、Google マップが決めます——実際には自分のいるあたりです。直前に開いた場所は引き継ぎません。
京都のホテルを開いた直後に語を押しても、語は自分の近くで探します。

それが語に求めている働きであり、だから語に座標を与えてはいけません。
ドイツで Apotheke に座標を入れると、翌年スペインで押してもそこに着き続けます。
(語の中に地名がある場合は別です——「京都 かき氷」は京都に着きます。
渡した文字の中に場所が入っているからです。裸の語が一覧の n/a の区画に座るのは、このためです →「Places の全画面」。)

★ 中心点はこれに関係ありません。
v や Bring to top が動かすのは札の並びです——登録した場所の座標や、いま自分がいる位置を中心にして、登録してあるすべての場所を近い順に並べ替えます。
Google マップへ飛ぶ仕組みとは繋がっていません。
旅をするのは、その札が持っている座標だけです。
(Places の全画面から地図を押して行く地図——六角形の印が立つほう——は、一覧のいちばん上の札を中心に開きます。中心点そのものではありません→「地図の使い方」。)

★ phrase と出ている行があります。あちらは文で、住所を持たないので登録できません。
(困ったときの文は Aid の Phrases にあります。)

★ ここは読むのに電波が要りません。

★ 語は扉です。そこを通って持ち帰るものが、場所です。
ドイツ語が話せないとします。ドイツで Apotheke を引いて登録し、押す——いまいる場所の地図が、ドイツ語で開きます。候補から実在の店を選び、アプリに戻って No, but add to Places... を押せば、その店が住所と電話つきで登録されます(→「Places の全画面」の「登録を増やす、いちばん速い道」)。

語は語のまま残り、扉を開き続けます。そこから見つけた店は、座標を持つふつうの場所になります。

★ Google マップは現地の言語で開くので、返ってくるのは現地の綴りです。
それをメモに書いておけば、以後その国の言葉が自分の手元に残ります。
Dictionary の一覧は決まっていて、その外では cvgate は何も訳しません。
その土地が返した文字を、そのまま持っているだけです。


旅行プランと書き出し

メモが一つあれば、そこから予定になります。


始まりは、オレンジのメモ

場所の名前だけを書いたメモを一つ作ります。それが旅行プランの行き先になります。

1. 場所をメモに入れる

● ^O^ を押してから、三つのどれでも構いません。

帯の札を押す     登録してある場所なら、これが一番確実
声で言う         そのまま名前を話す
手で打つ         打っても同じです

★ 前もって場所を登録しておくと得をします。登録した札には住所・電話・予約先が入っているので、あとで Set を押したときに自動で型に入ります。

★ 登録していなくても、正確な名前で地図に見つかる場所なら予定は組めます。
ただし住所や電話は入りません。

2. 場所の名前だけを書く

○   日本料理 晴山
✕   日本料理 晴山 予約した
✕   日本料理 晴山 No

それ以外の言葉は入れないでください。通常のメモとは違い、このメモは行き先そのものです。

★ 余計な語が一語でも混ざると、あとで型を入れたときに一行目が残ります。
読めますが、カレンダーに届く題が変わります(→ 下の 📅 の節)。

3. c で確定する

これでオレンジのメモになります。

青い地図マーク     ふつうのメモ。そこに立っていた記録
オレンジの地図     旅行プランに使えるメモ。 調べた場所

オレンジのメモの行に 🖥 が出ます。押すと計画の画面が開きます。


画面の作り

上   予定日時(Set time)    return   🕐   ◎
中   本文
下   Read / Edit   Set   Undo
Set time 予約そのものの時刻。入れると一覧の a で next に移ります。カレンダーの開始時刻になります
return 閉じます(変えたまま閉じようとすると聞かれます)
🕐 本文の中の時刻と、URLを直します(Read のときだけ出ます)
◎ 保存。変えたときだけ濃くなります。変えていなければ押せません

組み立てる順番

一度に全部書かなくて構いません。決まったところから、少しずつ足していきます。

1. 時刻を先に入れる

🖥 を押すと、左上に Set time が出ます。まずここに時刻を書きます。
レストランなら予約時間です。

書き込むと、右の ◎ が濃くなります(=確定できる状態)。

2. ◎ で確定する

これで一覧の行に 📅 が出ます。ここで初めて、カレンダーへ載せられるようになります(実際に載るのは 📅 を押したときです)。

★ 仮押さえとして、ここで止めておいても構いません。
旅行の日時変更は日常茶飯です。行くことが決まった時点で日時だけ入れておき、 details は後から足す——という使い方ができます。

3. 目処がついたら Set

一番下の Set を押すと、お店の詳細が読み込まれます(住所・電話・予約先)。
小窓の中にも 二つ目の Set time があります。

左上の Set time     予約そのものの時刻   カレンダーの開始時刻になります
小窓の Set time     あなたが動く時刻     本文の ■ HH:mm になります

時刻を入れたら、もう一度 ◎ で確定してください。

★ この二つは、どちらかを選ぶものではありません。同じ予定の、別の欄に入ります——どちらがどこへ行くかは「時刻は二つあります」を見てください。

4. 続きを書く

そのまま続けるなら、a を押してください。いま書いたメモが一覧に出ています。
もう一度 🖥 を押せば、続きの予定を足せます。

🖥 → Set → ◎ → a → 🖥 → Set → ◎ → …

★ 一日の予定を一気に組まなくてよい、ということです。決まった順に足していけます。

5. あとから直す —— 時刻・URL・移動

右上の 🕐(Booked times)から、塊ごとに直せます。

時刻    本文の ■ HH:mm を書き換えます
URL     その塊の Note の行に書き込みます
移動    Note の下の印を押すと、その塊の末尾に足せます

★ 予定を組む時点で交通手段が決まっていれば Set の小窓で、まだ決まっていなければ、あとからここで足します。

★ 移動は末尾に足されます。何度でも足せますが、途中には挿し込めません。
順番を変えたいときは Edit で本文を直してください。
消すときは Tel と Link の行も一緒に——あれはその移動の続きの行です。

★ URL はお店以外の行き先に使えます。

予約したサイト(レストラン、宿)
交通機関の予約ページ
地図やイベントの案内

★ 予定を組むときに入れておけば、あとの変更が一押しで済みます。
予約先はたいてい既に認証が通っているので、押せばそのまま確認や変更ができます。
慣れていれば三十秒です。時間を食うのは、慌てて site を探し直すほうです。

★ URL は三つの経路で入ります。

Booking   その場所の予約先。登録場所から自動で入ります
Note      自分で足すもの。一件だけ、手で書きます
Link      移動の予約先。Choose a company で選ぶと自動で入ります

Booked times を開くと、Note の行が URL 欄として出ます——鎖の絵が付き、空のあいだは青い URL の字が見えます。URL を入れなければ、Note は覚え書きの行のままです。一行しかないので、どちらか一方になります。

★ 🕐 で本文の時刻を直しても、左上の Set time は動きません(→「時刻は二つあります」)。


Read と Edit

既定は Read です。開いてまず全体を見渡し、そのまま電話をかけられるようにしてあります。

★ Read でだけ電話と地図が押せます。押せないと思ったら、まず Read か確かめてください。


Set —— 一件ぶんを組み立てる

本文を手で書く必要はありません。

  1. 予定の時刻を先に入れます(左の大きな日時=予約そのものの時刻)
  2. Set を押すと、一件ぶんの小窓が立ち上がります
  3. 決まっていることを埋めます——着いていたい時刻、移動手段とその所要時間、 予約番号(Ref)、覚え書き(Note)。未定なら空のままで構いません
  4. もう一度 Set を押すと、一件ぶんが本文になります

場所はもう入っています。オレンジのメモを書いた時点で選んでいるからです。

■ 18:30  ウェスティン都ホテル京都
  Address  京都市東山区…
  Tel      075-…
  Booking  https://…
  Ref      予約番号
  Note     
  → Car    21:30         G7 (15min)
     Tel   075-…
  → Train  22:10  22:45  JR のぞみ 231 号 (35min)
     Link  https://…

移動を足す —— 入れたものが、そのまま答えになる

移動の小窓は、車も電車も飛行機も同じ一枚です。欄を埋めた分だけ出ます。

時刻を入れた      → Car   21:30            G7
分を入れた        → Car                    (15min)
両方入れた        → Car   21:30            G7 (15min)
どちらも入れない  → Car

飛行機は到着時刻も入れられます。

→ Air   20:15   11:45   ANA 231 (8h30min)

★ 便名・列車名は会社とは別の欄です(Choose a company の下)。
会社を選ばずに、便名だけ書いても構いません。

★ 所要時間は計算しません。20:15 と 11:45 は別の国の時計なので、引き算しても所要は出ません。三つとも、あなたが入れたものがそのまま出ます。


直すのは手書き。ただし直後だけ Undo

一度 Set した塊は、小窓では開き直せません。直しは Edit で手書きです。

小窓で開き直すには、アプリが本文の字を読んで、欄に入れ直すことになります。
けれど本文はあなたが手で直せるので、書いたときの形とは限りません。
読み違えたまま書き直せば、足した一行が消えます。

読まなければ、読み違えませんから、その道は作っていません。

ただし Set の直後だけ Undo が出ます。時刻の間違いにその場で気づいたときのためです。
Undo は解析しません。書く前の本文を覚えているだけなので、失敗しようがありません。

本文を触ると Undo は消えます。


In this plan —— 繋がっている場所

本文の下に、このメモに書いた場所の名前が並びます。

①  日本料理 晴山      ②  五とう 犬山      …

地図に立つ丸は、ここから作られています。番号も同じです。

本文から消しても、繋がりは残ります

予定を一件やめて、本文の塊を消したとします。それでも繋がりは残ります。
だから、ここに並んでいるのが見えます。

外したいときは、その名前を押してください。確認が出てから外れます。

★ 外れるのは繋がりだけです。地図の丸は消えますが、本文の文字はまだ残っています。文字は Edit にして、手でなぞって消してください。

★ 二段になっているのは、間違えて消えないためです。
本文を直すのと、繋がりを外すのは、別の操作にしてあります。


時刻は二つあります

同じ予定に、時刻が二つ入ります。役が違います。

左の大きな日時      予約そのものの時刻   最初に書くほう
本文の ■ 10:50      あなたが動く時刻     `Set` の小窓で書くほう

一件目を Set したとき、左がまだ空なら塊の時刻がそのまま入ります。
最初は二つとも同じです。差をつけるのは、あなたです。

左の日時  11:00          ← 予約は 11 時
■ 10:50  ○○亭          ← でも 10 時 50 分には着いていたい

駐車場が遠い。ホテルが大きくて、玄関からロビーまで 10 分かかる。
誰も予約時間ぴったりには着きません。その余裕を、本文の側に書いておきます。

★ ずれていること自体が、覚え書きになります。
あとで見返したとき、「ここは 10 分前に入る場所だった」と分かります。
ずれていなければ、そのまま行けばよい場所です。

★ 本文の時刻を 🕐 で直しても、左の日時は動きません。
予約そのものが変わったときは、左も直してください。

★ 予定の行の日付を長押しすると、いつその予定を立てたかが見えます。
もう一度押すか、軽く触れば戻ります。濃紺が予定の時刻、灰色が書いた時刻です。
予定は編集画面で作り込むものなので、長押しは空いていました。
そこに、実際に出てくる問いを載せてあります——「これ、いつ決めたんだったか」。

どちらが、どこへ届くか

二つとも、カレンダーへ行きます。入るのは別の欄です。

予定が始まる時刻   19:00              予約そのもの(左の大きな日時)
予定の題           ■ 18:45 晴山       本文の一行目 —— 動く時刻

月の画面は題を並べるので、目に入るのは 18:45 のほうです。
開けば、予定そのものの時刻 19:00 がそのまま座っています。

一つの予定が、両方に答えます —— 何時に動くか、何時の予約か。


📅 カレンダーへ

日時を入れた予定の行に 📅 が出ます。押すと iPhone のカレンダーに入ります。

外国の予約を入れるとき

このアプリに「現地時間」の欄はありません。時刻はそのまま書いてください。

iPhone のカレンダーで、その予約時間を押すと——

東京にいて、バルセロナの予約を入れた   →  GMT+2 のように時間帯が出ます

★ これは iPhone の機能で、このアプリが出しているものではありません。
cvgate は、その場所の時間帯を予定に添えて渡しているだけです。

時差で困ることはありません

旅先にいるとき   端末の時計が自動で現地時間に切り替わります。
                 だから、アプリの中で時差を考える必要はありません

出発前に入れる   入れた時刻はいまの端末の時計のものです
                 現地では何時になるかは、カレンダーの `GMT+2` の行で分かります

★ 予約を入れたら、一度カレンダーで開いて (GMT+○) の行を見てください。
そこが現地の時刻です。思っていたのと違えば、その場で直せます。

★ 時差はアプリが計算しません。iPhone のカレンダーが両方を並べて見せてくれます。
こちらで計算しないので、ずれようがありません。

一行目が、予定の題になります

予定の題は本文の一行目です。動く時刻がカレンダーへ渡るのは、この道です(→「時刻は二つあります」)。

★ ここだけ注意してください。

これが成り立つのは、メモの一行目が店名だけのときです。
一行目に無関係な言葉が混ざっていると、Set はその行を消しません(あなたが書いた言葉かもしれないからです)。すると——

一行目が店名だけ       行が消える  →  題は  ■ 18:45 日本料理 晴山   ← 動く時刻が届く
一行目に余計な語がある  行が残る    →  題は  その行そのもの         ← 動く時刻は届かない

声で書いたときや、貼り付けたときに、一語だけ紛れ込むことがあります。
Edit でその行を消してから Set を押せば、いつもの形になります。

★ 一行目が残ったメモは、店名が二度出ます(残った行と、型の中)。
それが「消えなかった」の目印になります。

日時が無ければ出ません。載せる日が無いからです。
日時を入れると next へ移り、そこで初めて現れます。

一覧からスワイプで消すと、カレンダーの予定も一緒に消えます。


書き出す —— t → Export plan...

期間を決めて、その中の予定をまとめて取り出します。

.txt 送るため。メールでそのまま仲間へ
PDF 印刷するため。等幅の書体で、縦の桁が揃います

★ 中身は同じ行です。画面・メール・紙が、同じ見た目になります。

★ 名前を付けられます。付けた名前は残るので、次に同じ旅を書き出すときは名前を押せば日付が入ります。名前を消しても、予定そのものには触れません。

★ 期間の端の日は丸ごと入ります。「19日から」と言った人は、 19日の朝の予定を入れるつもりでいるからです。

★ フル版の道具です。無料版でも、予定はメモに残り、長押しで写せます。


ここから先は、一覧の見え方の話です

この章は、ここで話題が変わります。以下は予定の組み立て方ではなく、一覧が何を出すかと、その絞り方です。
そして同じ一つの覚えを、三つの画面が使います。


a —— now / next / past

c v g a t e の a を押すと、一覧の見え方が変わります。

now 黒 ふつうのメモ
next オレンジ これからの予定(日時を入れたもの)
past 灰 終わった予定

日時を入れた瞬間に now から next へ移ります。入れた日時が、その場所を決めます。

★ next か past を出しているときに c を押すと、その予定の場所が番号つきの丸で地図に出ます(→「Places の全画面」)。

★ 書きかけのメモがあるときに a を押すと、そのまま裏で待ちます。
帯も入力欄も引っ込み、予定が画面いっぱいに出ます。消えてはいません——
a の字の右上に小さな点が出ていれば、続きが待っている合図です。
a を押して黒に戻せば、そのまま書き足せます。

★ 録音したまま、予定を作れます。

話している最中に a を押すと、予定が出ます。耳は開いたままです。
帯も入力欄も残るので、予定を見ながら、独り言を書き足せます。
札を押せば場所の名前も入ります。見る・話す・書くが、同じ画面で続きます。

このとき帯が高い位置にあると、予定が隠れます。帯を下げてください
(右端の ⤓ + −、またはロープを登る人の左側をドラッグ)。

★ 電話が入っても、録音は切れません。待っています。

iPhone は通話中、マイクを電話に渡します(iOS の決まりで、どのアプリでも同じ)。
その間、このアプリは耳を閉じたまま待ち、終わったら自分で戻ります。
掛けたときも、掛かってきたときも同じです(取る・拒否する・鳴り終わるまで待つ、
どれでも戻ります)。ですから——

通話の中身   入りません
切ったあと   そのまま続きが入ります(話せば記録されます)

電話の会話は記録できません。 できるのは、切ったあとに復唱することです。

★ ただし、通話中に新しく録音を始めることはできません。 o の画面で
● ^O^ を押すと赤い一行が出ます(→「o」)。始めるのは切ってからです。

★ 画面いっぱいで予定を組みたいときは、先に確定してください(● ^O^ をもう一度)。
帯も札も入力欄も引っ込み、予定だけが残ります。 広い場所で組めますし、
マイクが止まるので電池も使いません。


o —— 予定を一枚で開いて、そこから電話をかける

a がオレンジのときだけ、右端の e が o に変わります。o は open a page——開く扉です。

押すと、いま next に見えている予定が一枚になって開きます。 省略はありません。スクロールで目当ての場所まで下がってください。

電話番号・予約サイト・住所は、そのまま押せます。 番号を押せば電話がかかり、住所を押せば地図が開きます。打ち直す必要はありません。

★ o はフル版の道具です。無料版では、予定ごとのモニターの絵で 1 件ずつ開けます。電話もリンクも押せます。

話が終わったら、下の ● ^O^ を押してください。三つ起きます。

  1. 一枚の画面が閉じ
  2. 一覧が now に戻り
  3. 耳が開きます

聞いたことを、そのまま声にしてください。予約番号でも、道順でも。起動画面の欄に字が出ますから、書けているかをその場で見られます。 そのままメモとして残ります。

★ 通話の間は、耳を開けません。 iPhone は通話中、マイクを電話に渡します。これは iOS の決まりで、どのアプリでも同じです。

繋がったまま ● ^O^ を押すと、赤い一行が出て、画面は閉じません。

The call is still connected. Hang up, then press again.

電話を切ってから、もう一度押してください。押したのに何も入っていなかった、ということが起きません。

★ アプリから電話は切れません。 切るのは電話の画面の赤い釦です。繋がっているかどうかを知ることだけができます。

★ 左上の印(□に上向きの矢印)で、一枚ぶんを丸ごと送れます。

押すと   一枚ぶんがクリップボードに入り
         iOS の「どこへ送るか」の画面が出ます(メール・SMS・AirDrop…)

どれで送るかは、その場で決めてください。 短ければ SMS、長ければメール——
長さを見て決めるのは人の仕事です。アプリは選びません。

送らずに閉じても、写し取りは残ります。 気が変わって別のアプリに貼るときのためです。

★ 黒(now)と灰(past)では、e に戻ります。一つの印が二つの役を持ちません。


見える範囲を決める(設定 → Plans)

先の旅を何本も組んでおくと、next に全部並びます。三つの設定で絞れます。

Still “next” 何日前までの予定を next に残すか(既定 1 か月)。旅の三日目に、一日目と二日目が past へ落ちては困るからです
Filtered past past を使わない。a は二つの間だけを回ります
Filtered future この日からこの日までの予定だけを next に出します

★ Filtered future を入れると、日付の輪が二つ出ます。両端の日は丸ごと入ります。

★ 地図の丸も同じ範囲に従います。いま行く旅だけを地図で見られます。

★ 何も消えません。切れば全部戻ります。

Still “next” —— 旅の余韻を消さない

十日間の旅だとして、済んだ予定が次々 past へ落ちていくと、旅の余韻が消えてしまいます。三日目に、一日目と二日目が無かったことになる。

だから既定を 1 か月にしてあります。旅が終わってしばらくは、 next に旅程がそのまま残ります。

★ もちろん自由に変えられます。Today から 1 year まで九段階です。

Filtered past —— a を二つの間で回す

切ると、a を押すたびに二つのあいだで入れ替わります。

オレンジ   旅行プラン(next)
黒         ふつうのメモ(now)

押すごとにメモの種類が入れ替わって出ます。過去を見ない旅の最中は、これで足ります。

Filtered future —— 旅の最中に、探さない

旅行中は、常に確認しながら移動します。

タクシーに乗る        ホテルの住所が要る      → `a` を押せば出ています
到着が遅れそう        ホテルに電話したい      → その場から一押しでかけられます
移動の予約を取り直す   鉄道・航空会社のサイト  → 登録してあるものから開けます

旅行中はほぼ毎日、こういう場面があります。そのとき a を押すだけで、連絡先が全部そこに入っています。

だからこそ、そこに数か月分の予定が混ざっていると困ります。探すのに手間を取られる。

10 月 1 日 〜 11 月 1 日 だけ出す  →  a を押せば、いま要るものだけが並ぶ

★ スクロールを無くすための機能だと思ってください。

期間を覚えておけば、一瞬で行き来できます

旅を何本も組んであるなら、その期間ごと覚えておけます。

1  From / Through を合わせる
2  `Remember these dates` を押す

覚えた期間は下に並びます。押せば、その期間になります。

Kyoto, autumn 2026     Oct 10 – Oct 30      ← 書き出しで名前を付けた旅
Dec 1 - Dec 28         Dec 1 – Dec 28       ← ここで覚えたもの

★ 名前は打ちません。日付そのものが名前になります。
打つ手間を足すと、使われなくなるからです。

★ これは書き出しの Named trips と同じ一覧です。
あちらで名前を付けた旅は、名前のままここに出ます。逆も同じです。

★ 左へ払えば消せます。消えるのは目印だけで、予定には触れません。

★ 同じ期間を二度覚えることはできません(釦が These dates are saved に変わります)。

★ 書き出しで題を付けると、日付の名前は本当の名前に置き換わります。

Dec 1 - Dec 28   →  書き出しで「Barcelona 2026」と題を付ける

Barcelona 2026
Dec 1 – Dec 28        ← 期間はそのまま残ります

行が二つに増えることはありません。日付の名前は、仮の名前です。

覚えているのは、期間だけです

この一覧が持つもの   名前・始まりの日・終わりの日。それだけ
予定そのもの         触っていません

だからいつ消しても構いません。書き出したあとに消しても、予定も、書き出したファイルも、何も変わりません。消えるのは目印だけです。

★ 小さな覚えが、三つの使い道を持っています。

旅行モード   その期間だけを 見る        —— 旅の最中
書き出し     その期間だけを 取り出す    —— 紙や PDF にする
振り返り     過去の旅を、期間で呼び出す —— 終わったあと

同じ「この期間」という一つの覚えを、三つの場面が使っているだけです。

三つめは、旅が終わってから効いてきます。名前をつけて残しておけば、何年前の旅でも、その一行を押すだけで当時の帯がそのまま戻ってきます。
書庫の見出しのようなもので、探す手間がまるごと消えます。

★ 強力だけれど、いちばん薄い膜の一つです。

持っているのは 名前・始まりの日・終わりの日 の三つだけ。
中身は何も持たず、「どこを見るか」だけを持っています。
砂つぶほどの大きさで、旅ひとつぶんの入口になる —— 0 章で書いた「薄い膜」の、いちばん小さな形です。


Places の全画面

帯は上下に伸び縮みする窓、こちらは部屋です。


開き方(三つ)

重ね札の釦 帯の右下
帯を右へ払う 片手で持っているときはこちらが速い
声で Places 手が塞がっているとき

同じ場所へ行く道が三つあります。見ながら押すなら釦、片手なら払う、という使い分けです。

★ 四つ目の入口があり、そこだけは一覧ではなく地図が開きます。
旅行プランを出しているときの c です(この章の後ろで説明します)。


二つの顔 —— 一覧と地図

入ると、登録した場所が一行ずつ並んでいます(一覧)。
並びは帯と同じです——中心点があれば距離の区画に分かれ、区画の中は直近に使った順。印を選んでいる間だけ、寄せた札は区画の中で近い順になります(→「3. 印で寄せる」)。中心点が無ければ区画は出ず、直近に使った順だけです。

★ 寄せた札は、印の丸が二重丸(◎)になります。帯では枠の色で分かりますが、この画面は下地が区画の色なので、形で示します。
帯で見た札を、ここで名前から探す必要がありません——二重丸だけを追えば、それが近い順の列です。

右上の 🗺 を押すと、その全部が六角形の印で地図に出ます。
もう一度押せば、釦の並んだ一覧に戻ります。

一覧  ⇄  地図      釦一つで、何度でも行き来できます

★ 地図に出るのは、住所(座標)が紐づいている場所です。
+ で足したばかりで座標の無い場所は、一覧にはいますが地図には出ません。

★ そういうものは n/a という区画にまとまります。灰色で、いちばん遠い境目に置かれます——帯でも、この画面でも同じです。Dictionary から登録した語はそこに住むのが正しく、座標がまだ無い店は、一度開いてもらうのを待っている状態です。

★ 🗺 で切り替えた面は、その画面を開いているあいだだけ覚えています。
閉じて開き直すと、どちらで開くかは入口が決めます。

重ね札の釦 / 帯を右へ払う / 声で `Places`    一覧で開く
旅行プランから `c`                            地図で開く

★ 地図は二つあります。形で見分けてください。

六角形      ここ(Places の全画面)の地図。そこに何があるか
丸に番号    旅行プランの地図。どの順で回るか

c で地図を見に行くとき

旅行プランのモードのときだけです(a が next か past)。
番号つきの丸の地図がそれです(→ この章の最後「旅行プランを地図で見る」)。

★ ふつうのメモ(now)で c を押しても、地図は開きません。
c は書く画面では場所を決める釦だからです(→「メモを書く・確定する」)。


一覧の使い方

軽く押す Google マップがその店で開きます。戻ってくると「メモに入れますか?」
長押し 詳細を開きます(名前・印・住所・位置情報・電話・予約先・キーワード・分類)
+ 場所を足します
− 消す支度。消したいものを押して、✳︎ で実行
✳︎ 選んだものをメモに入れる(消す支度の最中は「消す」になります)
p l a c e s(題字) 名簿を開きます(下)

★ 詳細は帯の長押しとまったく同じものです。画面によって違うことをすると、覚える側の負担になります。

★ 住所の入った札は、鍵がかかった状態で開きます(🔒)。
誤って触れても、印も欄も何も書き換わりません。そのかわり電話と URL が押せます——電話をかける、予約サイトを開く、がここから一押しです。
直すときは右上の 🔒 を押すと 🔓 になり、今までどおり書けます。
閉じて開き直せば、また 🔒 です。
名前だけの札(n/a)は、まだ埋める途中なので鍵はかかりません。

★ 右上の 🔒 の左に Sections On / Sections Off の釦があります。設定の Sections と同じものです。
どの札を長押ししても、ここで切り替えられます(鍵のない札にも出ます)。
新しく書いた場所は、区画の中に紛れて迷子になりがちです。ここで Off にすれば一本の並び(最近使った順)になり、
すぐに見つけて、分類と印を付けられます(→「Sections —— 区画で分けるか」)。

★ ✳︎ は二つの意味を持ち、片方は取り返しがつきません。だから手前に二つの動作を置いてあります。− を押すと赤くなります——これが「いま消す支度をしている」の合図です。そのうえで消すものを選び、最後に ✳︎。最後の ✳︎ のあと、一度だけ確認が出ます(→「無料版とフル版」)。

地図が開いてからが、本番です

軽く押すと、その店で Google マップが開きます。そこで終わりではありません。

同じ通りの、同業の店を見て回る
検索に出てきた店から、思わぬ見つけものをする

旅先では、こういう寄り道から当たりが出ることが多いものです。

見つけたら、そのままアプリに戻ってください。「メモに入れますか?」と待っています。

★ 探しに行った先での発見を、戻ったときに拾えるようにしてあります。
名前を覚えて帰ってくる必要はありません。

戻ってきたときの問いかけには、四つの答えがあります。

Yes                          メモに入れる
Yes, and add voice comment   メモに入れて、そのまま声で足す
No, but add to Places...     メモには入れないが、場所としては登録する
No                           何もしない

★ することの大きい順に並んでいます。No が一番下なのは、何もしない釦だからです。

★ 決まった場所を何ヶ所か見て回るだけのときは、この問いかけが邪魔になります。
題字の下の Ask on / Ask off で切れます。切っても地図は開きます。問いかけだけ止まります。

登録を増やす、いちばん速い道

三つ目の No, but add to Places... が、輪になります。

1  登録してある札を押す          → Google マップが開く
2  そこで新しい店を見つける
3  その店名を長押しでコピー
4  アプリに戻る                  → 「メモに入れますか?」
5  `No, but add to Places...`    → 名前の欄が空で開く
6  欄にペースト                 → 登録

1 に戻る。これを繰り返すだけで、登録が増えていきます。

★ 慣れると秒単位で進みます。打つのは一文字もありません。
押す・コピー・戻る——貼るのは、たいてい自動です。

★ 5 で欄が空なのは、押した店ではなく、見つけた店を入れるためです。
だから名前を消す手間がありません。

★ 6 は、たいてい自動で貼られます。貼られなかったときだけ、画面に「長押しで貼る」と出ます。そのときだけ長押ししてください。

★ 貼ると、住所が一行出ます。その場所の座標も一緒に入ります。
そのまま Add を押せば終わりです。

★ 住所が違っていたら——Other matches (n) を押してください。
同じ名前の別の店が並びます。押せば、そちらの住所に差し替わります。
「東京の店の、京都支店」のようなときに使います。

候補は 15 件までです。15 件見て見つからないときは、数が足りないのではなく別のことが起きています——名前の書き方が違うか、開店したばかりで地図に載っていないか、閉店したか。そこで探し方を変えてください。

★ まず試すのは英字の綴りです。京都のある新しい店は、評価が高いのにカタカナでは 14 件出て全部外れ、英字で打ち直したら一度で当たりました。
地図がどちらの綴りで持っているかは、店によって違います。

★ 名前の欄は、候補を選んでも書き換わりません。欄にあるのはあなたが写した言葉です。選び直すのは「どの店か」であって、「何と呼ぶか」ではありません。


p l a c e s —— 名簿

題字を押すと、登録した場所を、持っている中身ごと読める画面になります。

128 places

  ○○亭                                      [ Eat ]
  ─────────────────────────────
  Keywords      寿司, 夜, 予約必要
  Address       京都市東山区…
  Tel           075-…                    ← 押せます
  Booking       https://…                ← 押せます
  Coordinates   35.001234, 135.767890
  Last used     Sep 14, 2026 19:30
  Source        Places

★ 中身を確かめられる場所は、ここだけです。帯も地図も出ません。名前と情報しか出しません。

★ 電話と予約先は押せます。事前に登録してある場所であればどこでも、たとえば保険会社、大使館、タクシー、航空会社などへも、ここからアクセスできます。
旅程に入っていないものは、ここが唯一の入口になります。

★ 逆に言えば、旅程に入らないものこそ、登録しておく価値があります。
使う日が来ないほうがいい相手ほど、そのときは探している余裕がありません。

★ 病院はここではなく、Aid を見てください。
旅先でどこが最適かは、その場の位置から取った Aid のほうが確かです(→「Aid」)。

★ 上の検索欄が見るのは名前と住所だけです。
🔍(探す画面)はキーワード・分類・印の名前も見ますが、ここは違います。

★ 左上の絞り込み(丸に三本線)を押すと、足りないものだけが並び、二つの段に分かれます。

12 no category        分類が入っていない
40 missing details    座標が無い/電話が無い

分類の無いものが先です。一手で直せるのはこちらで、電話や座標は調べ直しが要ることがあります。どちらも空なら Nothing is missing. と出ます。

★ 行を長押しすると、その場で直せます。帯の札を長押ししたときと同じ画面が開きます(分類・印・名前・住所・電話・予約先)。Save でも Cancel でも、閉じれば名簿に戻ります。軽く押しても開きません——電話と予約先を押すためです。
500 件を上から確かめるのは無理なので、機械に出させます。

★ 語もここに入ります。そういうものです。Dictionary から登録したものは意図して座標を持たないので、いつまでもここに数えられます。
N need work は「穴のある行が N 件」と読んでください。語にとっては、その穴が働きです。

★ Source は名前の出どころです。アプリが元から知っている語なら Built-in Dictionary、あなたが足したものなら Places。
この一覧で語と店名を見分けるのは、この欄です。勘は要りません。

★ 値の無い欄は — で出ます。空いていることが見えるようにです。

★ Aid の病院・薬局・警察は、ここには入りません。あちらは別の棚です(→「Aid」)。ここに並ぶのは、あなたが登録した場所だけです。


地図の使い方

印が六角形で立ちます。一つの六角形が、三つのことを持っています。

色           そこが何の場所か —— 分類。分類が無ければ青
文字         あなたが付けた印
塗りつぶし   いま選んでいる印。輪郭だけ:それ以外

★ 🅗 と 🅢 が地図に見えていれば、タクシーで回る順路をその場で組めます。
印は「今探しているもの」ではなく、そこに何があるかを表します。

★ 一つだけ、六角形が二重に縁取られています(白と、その外に分類の色)。一覧のいちばん上の場所——地図を開いたとき中心に据えた場所です。印の文字も少し大きく、黒で縁取ってあります。
大きさで偉さを言っているのではなく、どこを中心に見ているかの目印です。

★ その「いちばん上」は、こう決まります。

印を選んでいない    一番内側の区画の中で、最後に使った札
印を選んでいる      その印の札のうち、いちばん近いもの

中心点そのものは地図に出ません。出せるのはそこから選ばれた一枚の札だけです。
中心点を動かす(v がオレンジのときの c / Bring to top)と、どの札が一番内側の区画に入るかが入れ替わり、そこから先頭が選び直されます。

★ 狙った場所を中心に見たいときは、中心点を置いてから印を選んでください。
印を選んでいる間は「最後に使った」記憶が脇に置かれ、その中心からの純粋な距離順になります。

六角形を押すと、二つ出ます。

Google Maps(青) その店で地図を開きます
Class(オレンジ) その場で分類を書き換えます

地図から戻る

右上の二つです。

✳︎(右端) 起動画面へ戻ります
☰(その隣) Places の全画面(一覧)へ戻ります

現在地を見る

右下の丸い釦です。

地図は一覧と同じ中心で開きます(一覧が近い順に並んでいる、その中心です)。
自分がいまどこにいるかを見たいときは、この釦を押してください。
もう一度押すと、元の中心に戻ります。

★ 歩いているあいだは、追いかけます。


場所を足す(+)

探す             名前を打って、地図の候補から選ぶ
貼る             コピーした店名をペースト
Instagram / X    そのまま開いて、店名をコピーしてくる
.txt から取り込む  まとめて足す(下)

★ Mac や iPad でコピーしたものが届いているときは、その旨が出ます。

.txt でまとめて足す

一行に一つ、店名だけを書いたテキストファイルを用意してください。

日本料理 晴山
五とう 犬山
Dominique Bouchet Kyoto Le Teppanyaki
L'Àpat del Prat
形式 ふつうのテキスト(.txt)。UTF-8 で保存してください
一行 店名だけ。住所や電話は書きません(あとから取ります)
行数 100 行まで
一行の長さ 100 文字まで

★ 空の行は飛ばします。前後の空白も落とします。きれいに揃えなくて構いません。

★ 同じ名前は入りません。ファイルの中で二度出てきても、既に登録してあっても、一つだけになります。
終わったときに「足した数」と「飛ばした数」が出ます。

Added: 23 places.
Skipped (duplicates): 4

★ 座標や住所はこの時点では入りません。名前だけの札ができます。分類も入りません。
座標が無いので、名簿では n/a の区画に入ります。
札を長押しして Search Auto or Manual を押すと住所・座標・電話が入り、印と分類もその場で決められます。埋まると n/a から出て、距離の区画へ移ります。

★ これは店名の札に向けた話です。Dictionary から登録した語には、やらないでください。
貼り付けてしまった Apotheke は、次の国でも、翌年でも、その地点に着き続けます(→ 3章「7. 📖 Dictionary」)。

★ 語を手がかりに見つけた店を登録するのは、まったく別の話で、そちらが狙いです。
その店は座標を持つ独立した場所になり、語のほうは何も変わりません。

★ 名簿の絞り込み(丸に三本線)は、分類の無いものも数えます(no category の段)。
分類を入れるのは別の作業なので、気が向いたときで構いません——忘れても、その段が覚えています。


旅行プランを地図で見る

a を押して next(オレンジ)か past にしてから、c を押してください。

予定に入っている場所が、濃紺の丸に番号が付いた形で地図に出ます。

①  ②  ③ …   予定に入れた順

★ c の意味は変わっていません。c はいつも「場所」です。
書く画面では場所を決める、読む画面では場所を見る。
同じ名詞のまま、動詞が画面に従っているだけです。


Aid —— 困ったときの画面

電波が無くても読めます。ここだけは、そう作ってあります。

できれば使わずに済ませたい番号ほど、先に入れてあります。


開き方

g を押すと、画面の一番下に Aid の鎖があります。出方は三通りです。

Aid — works offline      まだ一組も持っていない
Aid — searching…         いま集めている
犬山市 · 7 · Aug 25       持っている(いちばん近い土地・件数・集めた日)

押すと開きます。訪れた土地が一つずつ繋がって残るので、鎖と呼んでいます(→ この章の Other areas)。g は「探す」釦です。平時は店を探し、困ったときは情報を探す。
親指の届く場所が同じなので、慌てているときに探さなくて済みます。

★ works offline が出るのは、まだ一組も持っていないときだけです。
電波が無いときに開いてもらうための一言で、知らない人は、圏外だと分かった瞬間に諦めてしまいます。一組でも持っていれば、持っているもののほうを見せます。


中身は「急ぐ順」に並んでいます

SOS 大きな赤。その国の緊急番号
Police(横に番号が並びます) 警察が別番号の国だけ出ます(112 や 911 で足りる国では出ません)
Checked Aug 2026(その下の赤い字) 緊急番号を確かめた月
Phrases 相手に伝える文
My card 自分の中身(アレルギー、血液型、連絡先…)
Hospital / Pharmacy / Police 名前・住所・電話。押せばかけられます
Other areas 別の街の組。近い順。押すと入れ替わります
Refresh 今いる場所で探し直します

★ SOS は狙って押さないと当たらない大きさにしてあります。
画面いっぱいの赤だと、戻ろうとした指が触れます。

★ Phrases と My card は対になっています。
あちらは伝える文、こちらは中身です。My card は旅の前に書いておいてください。


かけるのは、あなたの手で

押しても、すぐには繋がりません。iOS が必ず確認の画面で止めます。

これは不便のためではありません。間違った通報は回線を塞ぎます。
その瞬間、本当に必要な人が繋がらなくなります。


番号が分からない国では、番号を出しません

⚠ Emergency number not verified
  Please check the local emergency number.
  The places below are saved on this phone and work offline.

一度は「分からなければ 112」と出していました。やめました。
112 が世界中で繋がるというのは不正確で、繋がらなかったとき、その人には次の手がありません。

出せないものは出せないと言い、出せるものを指す。
番号が無くても、下の病院の一覧は端末の中にあります。圏外でも読めます。


いつ集まるのか

g を押したときに、その街の組が無ければ自動で集まります。

病院 3件 / 薬局 2件 / 警察 2件      ← 上限です。小さい街では少なくなります

★ 集めるときだけ電波が要ります。読むときは要りません。

★ 6 ヶ月を過ぎた組は日付がオレンジになります。取り直すかどうかは、あなたが決めます。
行かない場所の組は、古いまま残っていて構いません。
持っていないよりはよく、オレンジが「去年のものだ」と教えてくれます。


消す・戻す

★ 戻せるようにしてあるのは、改装で閉まっていただけのことがあるからです。

★ この一覧は畳んであり、件数だけが見えます。急いでこの画面を開いた人の目に、廃業した病院の名前が入らないようにするためです。


旅の前に、行き先の Aid を用意する

設定で on にしたときだけ使える道です(t → Settings... → Aid。既定は切)。

Prepare Aid for a place
  1. v を押してオレンジにする
  2. g を押す

どの場所か——いまの中心点です。オレンジの地図印を押すか、c で確定したとき——どちらも v がオレンジのあいだ——に決まります。
それが無ければ、now(起動画面のメモ)の一覧で、地図印がオレンジのメモの一番上を使います。

どちらも無ければ何も集めず、そう出ます。
No place to prepare. Confirm a place with c first, or open its orange map pin.黙って現在地を取ることはありません。

つまりこの二歩(v + g)で済むのは、中心点が既に行き先になっているときです。
そこへ置くための手順が、下の清水寺の例です。

その場所の緊急番号と言葉が集まり、v は黒に戻ります。使い終わったことが色で見えます。

オレンジ   c で確定した場所(=調べた場所)
青         そこに立っていた場所

はじめての一回 —— 清水寺で試す

v は、その場所に仮にいることにする切り替えです。
言葉だけでは形が見えないので、一度通してみてください。

京都の清水寺へ旅行して、数時間そこで過ごすとします。
旅行の前に、清水寺を場所として登録しておきます。札が一つできます。

1  メモが書ける状態で、清水寺の札を一度押す
     → 清水寺がメモに入ります

2  ● ^O^ を一度押す
     → 釦が赤くなります。同時に、上の c も赤くなります

3  v を押して オレンジ にする
     → Virtual(仮想)の意味です

4  c を押して確定する
     → 清水寺が中心点になり、登録場所が近い順に並び替わります

5  g を押す
     → 清水寺周辺の Aid が集まります(病院3・薬局2・警察2 の 7 件)

★ 3 を飛ばすと、並びは動きません。
2 のあと、そのまま c を押しても、メモの地図に清水寺の位置は入ります。
けれど v が黒のままだと中心点は動かないので、周辺の Aid は取れません。
v は c より先です。

★ 4 の確定で、そのまま地図が開きます。戻ってくれば続きができます。
「仮にその街へ立つ」のがこの機能なので、確定と移動を分けていません。

★ 集めたものは端末の中に残ります。現地では圏外でも読めます。

準備した区域には、一覧で v の印が付きます。実際にそこへ着いて取り直されると消えます。

★ 普段はこの設定を off のままで構いません。v は Places を並べ替えるための切り替えで、そこに Aid の取得まで付くと、平時に押したときに戸惑います。


仮想の位置は、何のためにあるか

★ 旅の先々で、着く前に使えます。
v の仮想の位置は、一つの街のためのものではありません。
行く先が何箇所あっても、着く前にその街に立って、必要なものを揃えておけます。
着いてから探すのではなく、着いたときにはもう持っている、という形になります。


声の鍵

誤認識を直すのではなく、誤認識を鍵にします。


考え方

CVGATE と言っても、iPhone は CB GATE と返してきます。英語圏の人でもそうです。

ここで「正しい綴りを覚えさせよう」とすると、永久に合いません。
だから逆にします——返ってきた文字を、そのまま鍵として登録します。次からは必ず合います。

★ 登録するのは理想の綴りではなく、あなたの iPhone が実際に返した文字です。

★ 一つの命令に、鍵は何本でも付けられます。三回言えば三通り登録されます。
どれで言っても同じ命令になります。


登録する —— t → Voice Keys...

1  命令を選んで  Speak
2  聞こえたものが出る
3  押すと鍵になる
4  何度か言えば、その分だけ鍵が増える

打ち込む画面ではありません。言ってみる画面です。

★ 少し言い方を変えて、何度か言っておいてください。
歩きながら/風の中/疲れているときでは、返ってくる文字が変わります。
鍵が多いほど、当たる面が広くなります。


言葉の選び方 —— 音で選ぶ

意味が違う語ではなく、音が似ていない語を選んでください。

gem  と  gym      近すぎます
place と plan     近すぎます

認識器は意味を知りません。音しか聞いていません。


起動語(Wake word)

マイクは一度押せば、時間が来るまで開いたままです。押し続ける必要はありません。
開いている長さは設定の Listen for で選びます(既定は 1 分)。
時間が来ると、押さなくても閉じます。

ですから、命令のつもりのない言葉も全部届きます——連れとの会話も、独り言も。

声だけでは、命令かどうか分かりません。そこで、命令の前に決まった一語を言います。
それが起動語です。起動語で始まった言葉だけを命令として受け取り、ほかは捨てます。

「〈起動語〉 カフェ」        一息で言う
「〈起動語〉」…「カフェ」    起動語だけ言って、5 秒以内に命令

マイクの色が、いまどちらかを教えます。

赤 聞いています。まだ門は閉じています
緑 門が開いています(5 秒)

★ cvgate である必要はありません。全部の命令がここを通るので、あなたの iPhone が一番確実に聞き取る語にしてください。
ただし メモを喋っているときに口から出ない語であることも要ります。
門は、どちらで言っても開くからです。
アプリの名前と起動語は、別のもので構いません。


登録できる命令

Wake word 起動語。まずこれ
Gem Finder g と同じ
Places Places の全画面を開く
Aid Aid を開く
Phrases Phrases を開く——相手に見せる文です(→「Aid」)
Save memo 書きかけのメモを保存する
Try Maps waveform で話しているときだけ。保存して地図を開く
v (virtual sort) v の釦を裏返す。もう一度言えば戻ります
Language 直前の言語と入れ替える
Waveform waveform の画面を開く(開いた時点で聞き始めます)

★ 印の名前(「カフェ」「ホテル」)も、同じマイクで言えます。
こちらは登録不要です——印に付けた名前がそのまま鍵になります(→「印と分類」)。

★ 聞き取られなかったときは——名前の欄は、語を何個でも持てます。
言いたい語の隣に、iPhone が返した綴りを並べて書いてください。
二つの言語を並べるのと同じ欄です。登録せずに、印の当たる面を広げられます。


登録した場所の名前も、言えます

命令にも印にも当たらなかったとき、四つ目に「登録した場所の名前」として当てにいきます。
声の鍵を別に登録する必要はありません——札に付けた名前が、そのまま鍵になります。

当たると、一度に四つ起きます。

一  その名前がメモに入る
二  Google マップがその場所で開く(ピンが立ちます)
三  オレンジの地図印のメモとして残る(=仮想の位置)
四  中心点がそこへ移り、帯の札が新しい距離で並び直す

★ c(右のマイク)と同じ道です。違いは一つだけ——c は話した言葉から場所を探し当てますが、こちらは登録済みなので探しません(座標を既に持っています)。
座標の無い札のときだけ、名前から探し直します。

★ 言い方を二つ作っていません。「地図だけ見る」と「そこに立つ」を分けず、いつも立ちます。要らなければメモを消せばよく、そのぶんどの名前を話したのかが全部メモに残り、後から遡れます。

★ 印を選んでいる間は、探す相手がその印の札だけに絞られます。
W を寄せたままホテルの名前を言っても当たりません。印を外してから言ってください。

★ 中心点が動くので、帯の並びが変わります。驚かないでください—— v がオレンジのときに c で確定したのと同じことが起きています(→「Places の全画面」の「一覧のいちばん上はどう決まるか」)。


鍵は、言語ごとに持ちます

認識器は言語ごとに別物です。日本語で登録した鍵は、英語モードでは返ってきません。

Language(言語の入れ替え)を使うなら、両側に登録してください。

日本語で「英語」を登録        → 英語へ行ける
英語で "Japanese" を登録      → 日本語へ戻れる

片側だけだと、行ったきり戻れなくなります。


天気の語だけは、起動語が要りません

「あめ」「はれ」と一言だけ言えば、そのまま入ります。

入る先は、いま書き終えたばかりのメモ一件です。

対象       青い地図印のメモ(=その場で撮った、ふつうのメモ)
時間       確定してから 1 分以内
件数       天気の入っていない、いちばん新しい一件だけ
  1. ふつうにメモを書いて確定する(メモ欄の地図印が青)
  2. 1 分以内にマイクを押して、「あめ」と一言

★ オレンジ(c で決めた仮想の場所)には入りません。
天気はその日その場で感じたものだからです。
東京にいながら京都のメモに雨を付けられるなら、それは観測ではありません。

★ 1 分を過ぎたものにも入りません。夕方に朝のメモへ付けられるなら、それは記録ではなく思い出しになります。
入れられる時間と消せる時間は同じなので、言い直す道は必ず残ります。

★ 入れる先が無いときは、そう出ます(No memo from the last minute is waiting for weather.)。

★ 通るのは一言まるごとが天気の語のときだけです。
「雨だね」も「明日は雨」も通りません。会話の中で一語だけ言い切ることは、まずありません。

★ それに、入るのは絵文字一つ、対象は一件だけ、長押しで消せます。
戻すほうが、守るより安いのです。

★ 言葉は足せます。「あめ」「はれ」は出発点で、設定の天気の欄に、自分の言い方を並べて書いてください。
ここは声の鍵の登録が要りません——この語は直接照合されます。


耳は、仕事が終わると自分で閉じます

次が無ければ閉じ、次があれば開いたままです。

天気を入れた        → 閉じる(一区切り。次は決まっていない)
Try Maps で出た     → 閉じる(地図を見るので、次は決まっていない)
Gem Finder へ出た   → 続ける(次が決まっている)

★ 閉じたことは絵文字が出たことで分かります。別に知らせは出しません。
同じことを二箇所で言わないためです。

★ 天井もあります。何も起きなくても、Listen for の分数で閉じます。


バックアップ

あなたが何を持っているのか、押す前に見えます。


開き方

t → Backup


画面の三つの部分

Export 全部を一つのファイルに書き出します。iCloud Drive でも、どこへでも
Restore from a file そのファイルを読み戻します
Last export 最後に書き出した日。何日ぶんが守られていないかが分かります

その下に、いま書き出せば入るものの数が並びます。

In this backup
  Places                    128
  Place keywords            340
  Memos                     512
  Places in plans             3
  Saved dates                 2
  Delisted places             2
  Aid areas (names only)      7
  Settings                    4
  Symbol meanings            11
  Weather words               6
  Voice keys                 23
  Gem prompts                 5

さらにその下に、運ばないものが名前で並びます。

★ 多くのアプリは、ここを見せません。このアプリでは見せます。
書き出す前に自分の持ちものが見えていないと、守れているかどうか分かりません。


ファイルの中身は、読めます

書き出したファイルは、一番上に README が入っています。
アプリが無くても、同じ数字が文字で読めます。

app         cvgate
exportedAt  2026-09-16 ...
counts      Places 128 / Memos 512 / ...
notCarried  Aid places ... / Calendar links ... / ...

★ アプリを開かずに、そのファイルが本物かどうか確かめられます。


運ばないもの(意図して外してあります)

Aid の病院・薬局・警察 住所と電話は古くなります。区域は名前だけ運び、その場所で Gem Finder を開けば埋まります——電波のあるところで
カレンダーの繋がり 予定の id はその一台のカレンダーのものです
内蔵の辞書 アプリに入っています
写真 このアプリは持っていません
帯の高さ・中心点・最後に書き出した日 あなたの選択ではなく、その端末の状態です

★ 黙って落としません。外したものは名前と理由が画面に出ます。

★ 区域(Aid areas)は器だけ運びます。緊急番号と言葉は国から出るので、こちらは失われません。病院の一覧は、次にその街で g を押したときに埋まります(電波が要ります)。前もってなら v → g の一手です(→「旅の前に、行き先の Aid を用意する」)。
要らない区域は左へ払って消してください。


ここで一つだけ、取り直せないもの

Aid のまわりに三つのものがあり、分けている文は一つです。
取り直せないものを運び、取り直せるものは置いていく。

Aid の病院など   取り直せる。しかも古くなる     →  運ばない
Aid の区域       実際に歩いた街そのもの         →  器だけ運ぶ
Delisted         取り直せない               →  運ぶ

廃業は地図のデータに載っていません。バンクーバーで病院が閉まっていた——その場に立って、現地の地図とアプリの中身を突き合わせるほかに、知る道はありませんでした。
アプリが二度と導き出せないものです。

だから Delisted は Aid のデータの側にはいません。Places の隣にいます。

Places      行った場所の記録
Delisted    行っても無駄だった場所の記録

★ これを持たずに端末を替えれば、全部消えます。そして消えたことに気づくのは、緊急のときに、その病院へ歩いて行ってからです。

★ Refresh があの一覧を尊重するのは、このためです(→「Aid」)。
網が知らないことを持っている一覧なので、網に上書きさせません。


読み戻すとき —— 押す前に数字が出ます

ファイルを選ぶと、確認が出ます。

File:        128 places, 512 memos
This phone:   40 places, 200 memos

Replace deletes the 40 places, 200 memos and 2 delisted places on this phone.
Add keeps them and skips anything already here.
Replace 今のものを消して、ファイルの中身にします
Add 足します。同じものは飛ばします
Cancel 何もしません

★ Replace は、言葉の響きより狭い範囲です。消すのはあなたの場所(キーワードごと)・メモ・外した一覧(Delisted)で、そのあとファイルから埋め直します。

声の鍵・天気の言葉・
プロンプト      いまのものに足されます。あなたの分は消えません
Aid の区域      消えません。歩いた街を失うのは復元ではありません
印の名前・設定   一つずつしか持てないので、並べられません——ファイルが勝ちます。
                ファイルが持っていない項目は、そのままです

声の鍵が守られているのは、価値がある理由と同じです——歩きながら、風の中で、何度も言って作ったもので、打ち直す道がありません。

★ 印の名前は、声の鍵そのものです(→「声の鍵」)。読み戻しで名前が変わると——あなたの 🅢 が Steakhouse で、ファイルが Sushi だったとき——その日から古い言い方では何も集まりません。新しい名前で言うか、欄に古い名前を並べて書いてください。あの欄は語を複数持てます。

★ 端末が空(0 件ちょうど)のときは、Replace is safe. と出ます。
1 件でもあれば、それはあなたが書いたものなので、そうは言いません。
外した一覧(Delisted)も一件に数えます。場所もメモも無いが廃業の記録が五件ある端末は、空ではありません。安全とも言いません。


Replace を使うとき

こんなとき
新しい iPhone に替えた 中身は空です。Replace is safe. と出ます
しばらく使っていなかったもう一台を、いまの一台と同じにしたい もう一台の古い中身は消えて、ファイルと同じになります
間違えて消した・書き換えた 前に書き出したファイルで、いまの中身を置き換えます。書き出した日より後に足したものは消えます

いまの中身を残したまま足したいときは、Add です。

★ ファイルを一つ渡すだけです。iCloud の同期は使いません。
だから Apple ID が違う iPhone にも移せます。
一台目で Export → ファイルを、もう一台で開ける場所に置く(iCloud Drive など)→ もう一台で Restore from a file。


いつ書き出すか

決まりはありませんが、目安を一つ。

Last export の日付から今日までが、失っても構わない量かどうか。
そう思えなければ、今書き出してください。一つのファイルです。


設定

t → Settings...

上から、よく触る順に並んでいます。


Text size —— 字の大きさ

Text size    Standard / Large / Larger

長く打ち込むと目が疲れます。そのための設定です。画面のほとんどの字が一律に大きくなります——メモの本文、旅程、帯の札と Places の札、札の詳細、 Add to Places、Aid、Gem Finder、Find a place、Dictionary、Voice keys、 Export plan、Backup、そしてこの Settings です。

★ iPhone の文字サイズに足して効きます。iPhone で大きくしている人は、そこからさらに一段上がります。ただし極端に大きくならないよう上限があり、 iPhone で選んだ大きさより小さくはなりません。

★ 変えたら、開いている画面を一度閉じて開き直してください。

★ 札が大きくなると、一行に入る札の数が減ります。同じ帯の高さで見える札は少なくなるので、+ で帯を上げてお使いください。右の釦(+ − 🔍 マイク波形)は札の段に合わせて自分で下がります。釦の絵の大きさは変わりません——読むものではなく、狙うものだからです。

★ 印の格子、Phrases で相手に見せる言葉、キーボードをしまう印は、大きさが変わりません。格子は枡の形が決まっていて、見せる言葉は既に一番大きく、しまう印は絵だからです。Export plan が作る PDF の中の字も変わりません——紙に列が収まる大きさを別に決めてあります。

★ 字が大きくなると、帯の止まる位置がメモの下端から少しずれることがあります。
+ か − を一度押せば、測り直して揃います。


Memos —— 古いメモを隠す

Hide older memos     入れると「From」の輪が出ます

選んだ日より前に書いたメモを、起動画面から隠します。旅の初日を選べば、その日からのメモだけが残ります。

★ 選んだ日は見えます。「この日からの旅」という読み方になります。

★ 何件隠れているかが、説明の欄に出ます。効いている量が見えないと危ないからです。

★ 消えません。Memo Archive(t)には全部あります。
隠れている間は、間違ってスワイプで消すこともできません。切れば全部戻ります。

★ 切り替えと日付は別に持っています。旅が終わったら切るだけ。日付は覚えています。


Plans —— 予定の見える範囲

Still “next”            何日前までの予定を next に残すか(既定 1 か月)
Filtered past           past を使わない。a は二つの間だけを回ります
Filtered future         この日からこの日までの予定だけを next に出します
  From / Through        その期間
  Remember these dates  いまの期間を覚える
Saved dates             覚えた期間の一覧。押すとその期間になります

★ Still “next” —— 旅の三日目に、一日目と二日目が past へ落ちては困ります。
去年の旅は past のままです。

★ Filtered future —— 先の旅を何本も組んであるときに効きます。
両端の日は丸ごと入ります。地図の丸も同じ範囲に従います。

★ Saved dates は、書き出しの Named trips と同じ一覧です。
詳しくは「旅行プランと書き出し」を見てください。

★ この三つが効くのは next と past だけです。起動画面のメモには効きません。

★ Filtered past と Filtered future はフル版の道具です。無料版では灰色になっています。


Sections —— 区画で分けるか

Sections    切ると、一本の平らな並びになります(最近使った順)

★ 札を長押ししたときの、🔒 の左の釦でも切り替えられます。

★ 切ると、探し方そのものが変わります。

入れる   いま居る場所から近い順に並ぶ  →  距離で探す
切る     距離の物差しが外れる          →  何であるかで探す

区画が有るあいだは、印で寄せてもその区画の中でしか上がりません。遠い場所は遠いまま。
切れば、選んだ印の札が全部の先頭に来ます。

★ 迷子になった場所を掘り出すのに使えます。
登録したことを忘れていた札は、たいてい遠くに埋もれています。Sections を切って
Bring to top で印を選べば、距離に関係なく上がってきます。

★ No mark を見たいときも、これが一番早い道です。
Dictionary の語や、まだ座標を取っていない場所は n/a(いちばん遠い区画)に住んでいます。
区画が有るとそこから出られませんが、切れば先頭に来ます。

★ 寄せた組の中は最後に使った順です。つまり使っていないものほど下にあります。
迷子を探しているなら、寄せた組の下のほうを見てください。


Distance —— 距離の区切りと単位

六段の区切りを、それぞれ選びます。単位は km / mi。

★ 小さい街ほど小さい数字が合います。京都なら 300 m / 1.1 km / 2 km がよく効きます。

★ 一番外の数字は二役です。「ここから先は遠方」の境目であると同時に、 n/a の区画が置かれる距離——座標を持たない場所の居場所です(→「Places の全画面」)。

★ Remember these distances —— 六つの区切りをまとめて覚えます。
覚えた組は下の Saved distances に並び、押せば一度に入れ替わります。
左へ払えば消せます。

★ 名前は付けません。数字の並びそのものが名前です(配色と同じ考え方)。
300 m · 1.1 km · 2 km · 4.5 km · 15 km · 45 km のように並びます。
覚えるのは数字だけで、どの街のための組だったかは記録されません。

★ 単位は組に入りません。覚えているのは数字だけなので、km で見ている人には km、 mi で見ている人には mi で出ます。組を押しても、読み方は変わりません。


Marks A–Z —— 印を育てる

Marks A–Z    12 / 26

26 個の印と、それぞれの意味を一枚で見る画面です。右の数は、名前を付けた印の数。
中身と使い方は「印と分類」の章にあります(→「26 個を一枚で見る」)。

★ 同じ画面は、札を長押しした画面の A–Z からも開きます。


Colors —— 区画の色

区画ごとに色を選べます。実物と同じ見た目(白い文字を乗せた状態)で確かめられます。

★ 既定は近いほど濃い色です。薄い色は、屋外で白い文字が読めなくなります。

★ Gathered marks の色も、同じ場所で選べます——印で上へ寄せた塊の色で、声からでも、人が登るアイコンからでも同じです。
帯の Bring to top(現在地を中心に並べ直す釦)とは別物です。

★ Remember this set —— 七色まとめて覚えます。覚えた配色は下に並び、押せば一度に入れ替わります。左へ払えば消せます。

★ 名前は付けません。色見本そのものが名前です。打つ手間を足すと、試す回数が減ります。比べるための道具なのに、比べられなくなります。


Places band —— 帯を引き上げたときに残すメモの数

Keep visible    3 memos / 2 memos / 1 memo / None

帯を一番上まで引いたとき、上に何段のメモを残すかです。
None なら、書く欄だけが残ります。

★ 上限は掴んだ瞬間に決まります。引いている最中にメモが動いて、指の下で暴れないようにするためです。


Aid —— 旅の前に準備する

Prepare Aid for a place    既定は切

→ 「Aid」の章の最後を見てください。普段は切ったままで構いません。


Voice —— 声の言語と鍵

Language いまの声の言語。アプリ中のどの旗も、この一つの設定です——t、検索画面、波形の画面。扉は多く、部屋は一つ
Offline dictation その言語が電波なしで聞けるかの目安
Default 起動したときの言語。Set current as default で今のものにします
Listen for 命令のマイクを開けておく長さ(1 / 3 / 6 分。既定は 1 分)
Voice Keys → 「声の鍵」の章

★ Offline dictation は目安であって、約束ではありません。

打てる    ≠  聞き取れる
聞き取れる ≠  電波なしで聞き取れる

これは iOS が決めていて、このアプリでは変えられません。
旅に出る前に、機内モードで試してください。


Weather words —— 天気の言葉を足す

☀️ ☁️ ☔️ ⛈️ ❄️ 🌫️ のそれぞれに、自分の言い方を足せます。

日本語と英語は最初から入っています(薄い文字がそれです)。
他の言語を使うなら、ここに空白で区切って並べてください。
作り付けの言葉は、足しても消えません。


Full Version —— 買う・戻す

設定の一番下です。Full Version で買い、Restore Purchases で戻します。(→「無料版とフル版」)


無料版とフル版

無料版は、1 回の旅をはじめから終わりまで使えます。 数えるのは場所だけで、26 か所までです。泊数や日数の決まりはありません。

                         無料版          フル版
場所                     26 か所まで     26 か所の上限なし
メモ・Hide older memos   制限なし        制限なし
バックアップ             すべて          すべて
Still “next”             使える          使える
予定を 1 件ずつ開く       使える          使える
Filtered past / future   —               使える
o(旅を一枚で開く)       —               使える
Export plan              —               使える

買う —— t → Settings... → 一番下の Full Version

一度買えば、ずっと使えます(買い切り)。
知らせの中に出る Full Version からも買えます。

機種を替えたら —— Restore Purchases

同じ Apple ID なら、押すだけでフル版に戻ります。そのあとバックアップを読み戻せば、場所もすべて入ります。

26 か所になったら

2 s          26 か所目を登録したとき、一度知らせます
             27 か所目からは、場所の登録だけが入りません
             メモは残り、地図も開きます。入らなかったことは、その都度知らせます
+            入れようとしたその場で知らせます
.txt・復元   26 か所まで入れて、残りの数を言います。残りはファイルに残っています

★ 入っているものは消えません。 メモも検索も続きます。止まるのは、新しい場所の登録だけです。
★ Dictionary の語(薬局・トイレなど)は数えません。
★ 場所を消せば、また入ります。

消す前に、一度止まります

Places の全画面で − → 消すものを選ぶ → ✳︎ を押すと、確認が出ます。

Delete “清水寺”?

It is in 3 memos. There it will lose its color
and its place in In this plan. The text, phone and links stay.

その場所を使っていたメモでは、名前の色と In this plan から外れます。本文・電話・リンクは残ります。
無料版では、Keep it — full version も並びます。


覚えることは一つだけ

上の釦は、ほとんど覚える必要がありません。

enter パソコンの Enter と同じ。確定
^O^ 喋っている顔。押すと録音
2 s これだけ新しい。2 秒黙ると自動で終わるマイク

2 s だけ、このアプリ独自の決まりです。ここだけ覚えてください。